Bloomberg Televisionその後

スカパー光でこれまでBloomberg Televisionを見ていたのですが、スカパーは日本語放送のみならず放送は今後も継続する英語放送までも打ち切ってしまうということで、スカパーは4月末で解約することにしました。

さて、これからどうしようかなと思っていたところ、念のため地元のケーブルのホームページを除いたところ、トップページからしてこんな状態でしたw
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金融関係者とエクスパットの多く住む港区をカバーするケーブルならではの反応といったところでしょうか。

ケーブルがやってるからって、うちのマンションにすぐ引けるかどうかは別問題なので、果たして無事自宅にBloombergが再度やってきますやら。

どなたか、日経CNBCではなく、 CNBCを日本で見る方法ってご存じないでしょうかね?
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# by linate | 2009-04-28 07:10 | マーケット雑感

モラルハザード

ここを読んでいて思ったのですが、やっぱりGSがTARPマネーを返すのはまだ早いよなあと。汚い言葉で言っちゃえば、目が$マークでぎらぎら血走ったプロップトレーダーやプロップインベストメントデスクを「猿にマシンガンを持たせて野に放つ」ようなマネをしていいのかってことです。金融機関のリスクの取り方とかその規制のあり方、報酬文化についての議論がまだ収束するのにほど遠い状況で。FTの記事にもあるように、GSはtoo big to failのステータスを好む好まざるに関わらず持ってしまっているわけで、GSがまた突っ走って破綻の縁にでも追いやられたらまた公的資金で救わざるを得ないわけで。GSだから大丈夫だなんてもう誰も信じてないし。

CEO自らエクイティストーリーを投資家に向けて語ることもできなかったくせに、ああいう増資の仕方をされると、もはや会社としての信頼はもう失っちゃいましたね。
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# by linate | 2009-04-16 23:48 | マーケット雑感

それ何て計画経済?

これまでいくら中国とはいっても8%成長は不可能だという論調が支配的でしたが、ここ最近のベアマーケットラリーの中で「中国は財政刺激策が効果が現れ始めており8%成長が現実のものとなりつつあるという」意見をちらほら見かけるようになりました。

でもって、今日、ブローカーの中国経済に関するレポートを読んでいて気になった一節を引用します:
国有企業や政府の意向が強く反映される業界では、雇用維持のために事業所の操業が半ば強制的に続けられている。例えば、吉林省の自動車工場や青島の家電工場では年初から増産が続けられている。これは、中央政府が09年の成長率目標を8%前後としたため、地方政府も目標達成のために生産を拡大する必要が出てきたためである。




これは40年前の中国ですか? いえそうでもないようです。「09年」という数字が書いてあります。

で、成長目標の達成のために生産された商品を誰が買うのですか? 誰が在庫を引き受けるのですか? その在庫が解消される見込みは? 

目の前が真っ暗になってきました。
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# by linate | 2009-04-06 22:43 | マーケット雑感

日本株PEが30倍とか40倍とか

多くの日本企業が急激な需要縮小や円高に伴って大幅な下方修正や赤字転落が予想されており、それに伴って日本株のPERが30倍以上に急激に上昇しています。欧米株のPERが10倍前後であり、これらを表層的に捉えて日本株は超割高であり、底割れ不可避という見方が某大手経済紙とかでも散見されるようになりました。私はあまりにも乱暴な見方というか、不安心理を煽り立てるだけの、全く意味のない論調だなあと思っています。実際、セルサイド・バイサイド問わず機関投資家コミュニティではPERを見て日本株は異常な割高だから日本株を売りまくれ、などという論調はほとんど見かけません。

株価の根拠となる企業利益がある一定のトレンド(成長率)の範囲内で動いている場合は、PERは非常にわかりやすく簡便なバリュエーションツールだということについては私も同意します。翻って、ここもとの企業利益の急減がトレンドかといわれれば答えは「否」でしょうし、異常値と判断すべき範疇であろうと思います。こういう環境においてPERをある単年度の企業利益に当てはめ、割安だ、割高だというのは、もはや有効な議論ではないでしょう。

さらにそもそも、個別企業のバリュエーションを行う場合、当該企業のEPSがマイナスの場合はPERは使いません。なぜなら企業価値はマイナスになることはありえず、企業価値の最小値はゼロだからです。赤字企業の場合は、PER以外の手段での企業価値の算定や割安度の判断を模索することになります。日本の個別企業の場合はPBRやDCF法が結構最近用いられているようです。

個別企業、特に複数の性質の違う事業を持つ会社を評価する際、連結ベースの利益に対して単一のPERやEV/EBITDA倍率といったバリュエーションを適用せず、事業ごとの利益に事業ごとに適切なバリュエーション指標を与え事業ごとの価値を算出し、その合計値を企業全体の本源価値とするSum of the Parts (SOTP)法という評価法があります。SOTP法でも赤字事業部門にPERやEV/EBITDAを直接当てはめてマイナス価値評価を与えるようなことはせず、保守的にゼロとするか、あるいはDCFやPBRで何らかのプラスの評価を与えます。つまり私がここで言いたいのは、個別企業のプラスマイナス入り混じったEPSの合計値であるインデックスEPSにグローバル平均の単一のPERを付す行為は、SOTP的観点から言うと一部の企業にネガティブバリューを与えている可能性が高いということです。赤字企業の数と規模は無視できない水準にある日本株インデックスにとっては、これだけで無意味な評価だといえるでしょう。実際、日経平均の適正水準がPERをベースにすると例えばざっくり3000円とするならば、じゃあ構成銘柄の個別株価はいったいどう動けばいいんだ?という話にもなろうかと思います。インデックスは所詮個別銘柄の集合体なわけですから、個別銘柄のバリュエーション指標と切り離して考えるわけにはいかないと思います。

PER以外の指標による評価を試みれば、PCFRでみた日本株は世界の指数との比較でも特に割高感はありませんし、PBRでは逆に米国株の割高感が浮き彫りになってきます(日本、欧州が1倍を切っているのに対し、米国株は2~3倍の水準)。
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# by linate | 2009-03-16 19:51 | マーケット雑感

欧州1月鉱工業生産

欧州各国の1月の鉱工業生産指数(前年同月比)が出てきました。

フランス -13.8%
ドイツ -19.3%
スペイン -20.2%
スウェーデン -22.9%
UK -11.4%
日本 -20.8%

見ておわかりの通り、元々ファンダメが最低のスペイン、工業国のドイツ・スウェーデンは、最悪だ最悪だと言われてきた日本の数字にコンバージしてきました。個人的には日本同様、高度な資本財の生産国であるスイスの状況が気になるのですが、この国は四半期ごとのリリースだそうで。

欧州の生産調整は東アジアに遅れているはずだと直感的に思っていましたので、予想通りの数字が出てきたという印象です。東欧・旧ソ連の実体経済の影響が既に入っているのかどうかはわかりませんが、欧州圏の底打ちは米国や東アジアに遅れると思っていた方がよさそうです。
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# by linate | 2009-03-15 21:31 | マーケット雑感

政投銀・商中を再度国有化するつもり?

与謝野大臣が政策金融機関の民営化は間違いだったとのたまっているそうで。世界同時不況を想定しない制度設計がその理由だそうで。

では、「世界同時不況」に該当しない長い長あああああい間、彼らが市場や民間金融機関からの資金調達能力を有する優良企業に体して、ファイナンスやクレジットの観点から正当化し得ない低いスプレッドを提供することで、市場機能を攪乱させ続けてきたことを、彼はどのように考えているのでしょうかね?

そもそも彼の頭の中にある世界同時不況を想定した制度設計ってどんな制度なんでしょうか?

ちなみに、私は彼の選挙区に住んでいますです、ハイ。

(毎日新聞記事より)
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# by linate | 2009-03-14 19:04 | マーケット雑感

Bora Bora

バカンス中です。
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# by linate | 2009-03-10 18:18 | その他

欧州株Q4

今回のQ4決算シーズンを総括すると、UK企業なら非スターリングエクスポージャー比率の高いグローバル企業、ユーロ圏企業ならドルエクスポージャー比率の高い企業に決算発表日の前日からでも投資してれば、あっさりとアウトパフォームできる非常にイージーな展開でした。こういう相場つきは初めてなのですが、コンセンサスを形成するセルサイドの個別企業アナリストは為替なんて殆ど気にしてないんですねえ。

ということで、今シーズンは楽して大いに勝てましたが、さて来期以降はどういうテーマを重視すべきか…

とりあえず、来週からはタヒチにハネムーン、月末は欧州出張です。
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# by linate | 2009-03-03 00:42 | マーケット雑感

為替市場って

私は株の人間ですが、こうも為替が動くと多国籍企業の業績予想に結構影響してくるので、為替は今まででもっとも注目しているかもしれません。

それにしても円ですが、去年の鉱工業生産で悲惨な数字が出始めた頃、日本のQ4 GDPは2桁マイナスのひどい数字になるぞ、といろいろなエコノミストの予測は既に去年から出ていました。その頃から円はなんで上がってるんだ?何がsafe havenだ?と疑問に思っていましたが、実際に政府からの正式に今月出てきてようやく、「円はsafe haven的ステータスを失った」とかいうコメントとともに円安が報じられ始めました。株の人間はコンセンサスは当然として、それを上回るか下回るかで反応するので、何を今更言ってるんだ?という感じです。

東欧の金融危機が西欧に波及するぞ、と最近市場が騒ぎ始めていますが、今のところは西欧金融セクターへの影響くらいしか語られてはいません。しかしながら、1月自動車売上、ポーランド小売売上高で、東欧の実体経済の崩壊が数字として見え始めています。ドイツ・スウェーデン等の西欧各国企業はこれまで消費の好調だったロシア・東欧へのエクスポージャーを高めてきていましたので、欧州のマクロも日本並にこれから悪化してくるんじゃなかろうか、と思い始めました。ユーロドルはPPPからなお2標準偏差高い水準にありますので、ユーロはまだ下方向を見ておこうと思っています。

というか、そもそもなんでユーロドルは1.6とかいうイカれた水準まで上がったんでしょうか、アメリカ経済も好調だった時代に。
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# by linate | 2009-02-25 00:33 | マーケット雑感

驚いたこと

アメリカって鉱工業生産の数字の影響を与えるほど食料品・たばこの生産ウェイトが高いだなんて初めて知りました。

確かにKraftとかKelloggとかHeinzとか巨大企業多いですけど、生産はリオグランデの向こうでやってるのかとばかり思ってました。農業国なので、自国の農産品をいちいちメキシコに送って、完成品をアメリカに送り返すなんてやってると逆にコストがかかってしゃーないってことなんでしょうか?

(Bloomberg記事)
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# by linate | 2009-02-21 23:39 | マーケット雑感


株屋ですよ。


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