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密かな金融銘柄


↑これって金融銘柄だと思いませんか?

Q4はよかったみたいですが、これから金融機関でのレイオフが続き、MAのディールが減って会計事務所や法律事務所での人員削減まで続くと、どうなんでしょうね?

あ、私はテクノロジーセクターのアナリストではありませんので、現在の株価水準と顧客である金融機関からの需要減を織り込んだモデルを作ってないので、具体的な目標株価とかがあるわけでもありません。なんとなくの印象論です。ブローカーのレポートも特に読んでないです。

ところで、ブローカーのセールスの方々の年末挨拶回りシーズンですが、バジェットが厳しいのか去年ほどデスクダイアリーの数を多くもらえていません。来年はもっと厳しいのでしょうね。
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by linate | 2007-12-25 23:02 | マーケット雑感

早期退職を経験した者の視点(相当特殊ですが)

日経ネットPLUSの記事に、若者はなぜ早期退職するのか?というのがあり、何人かの識者がコメントを寄せています。

人事側が、最近の若者はわがままになったと嘆いているというそうですが、若者だけじゃなくて、会社自体が「わがまま」だと私は感じていました。会社のわがままだけが社会的に肯定される一方で、従業員個人が自分の意志を通そうとすると「わがまま」と言われて指弾される構図には新卒の頃から納得できていませんでした。

私は自分自身の幸福のために生きているのが一義的にあって、私が幸福になる道程で会社や株主もついでに幸福になってくれれば最良だと思います。会社や株主だけが一方的にハッピーになり従業員だけにアンハッピーを押し付けてくるようなら、何のために自分は生きているのか意味が見いだせなくなります。

私が新卒で入った頃は給与削減、賞与大幅カット、その他福利厚生の削減、果ては子会社や関連会社、取引先への転籍の強要など、会社は生き残るために一方的にわがままを従業員に押し付けていました。人事異動でも従業員には拒否できる権利は基本的にはありません。行けと言われた部署に粛々と行くだけです。それを拒否しようものなら、反抗的な人間と一方的にレッテルを貼られます。従業員は会社の都合に一方的に従う権利しかありません。そうした会社の最も醜い「わがまま」を入社早々目の当たりにした世代としては、会社に自己犠牲で尽くそうなんてさらさら考える訳もなくなります。

最初はやりたいことも漠然としており部門別採用の外資に入ることにはためらいがありました。しかし、銀行に入ったことである程度自分の方向性が見えてきた私にとっては、銀行に居続けると望まない仕事をさせられ、自分の成長にとって無駄な時間を浪費するはめになり、銀行にいることは自分の人生に対するリスク以外の何者でもないと感じるようになり、メガバンク脱出を決意しました。

金融業界にいる人間の多くの人がエキサイティングに感じる海外やフロントの仕事というのは、銀行の中では低くはありませんがそんなに高いランクでもありません。仕事をがんばって部店長の評価があがると、「出世コース」にのせられ、エキサイティングとはほど遠い仕事をしている部署にまわされてしまいます。あまりにもやる気がなさすぎると、左遷コースのこれまた望まない仕事をしている部署にまわされます。銀行でやりたい仕事にありつくのは力加減が難しいのです。私はそんなんだったら、外で見つけた方が全然手っ取り早いわ、と思ったものでした。MBAをとったり、部店長の評価も高く、「出世コース」に乗っているかつての同期たちを見ると、会社は彼らを優遇しているつもりなのでしょうが、彼らの仕事に対する満足度そのものはあまり高そうには見えません。

勤め人になるということは、自分の労働力を会社に対して販売していることだと思っています。売る側も客を選別する自由は持っていいと思います。自分にはこういうスキルがあるからこういう仕事においてより高いパフォーマンスを示せます、と会社に提示し、会社側がそれに見合ったオープンなポジションがあるから採用する、外国では当たり前の話ですが、これって労働者の側にとっても会社側にとっても最良のマッチング法だと今更ながら思うのです。
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by linate | 2007-12-15 14:42 | 銀行員時代

そういう問題ではないのでは...

今年上期までのPEファームによる巨額買収ブームを下から(上から?)支えていたのは、過剰なほどの流動性の供給があったからではあります。その流動性の供給源であったのがCLO(Collateralized Loan Obligation)、簡単に言えば複数のローン債権をパッケージにして証券化したローン資産担保証券とヘッジファンドなどのそれへの投資家でした。

アメリカでは投資銀行のみならず特に大手商業銀行にとってもローンは「アンダーライトして売りさばく」対象になってしまっております。裏にアホみたいな条件のデットでも頭のおかしくなったCLO/HFが何かにとりつかれたように食らいついてくるのを知っているからアンダーライトリスクを過小評価し、PEファームの無茶な要求(レバレッジ水準引き上げ、スプレッド低下、covenants light、equity bridge loanなどなど)をそのまんま横流しする形でデットパッケージを組成しちゃったわけです。そのデット側が審査規律を失ってしまったことにより発生したLBOブームというか短いバブルがバーストし、今に至るわけですが。PE側も上のデットをいじめすぎてもよくないという教訓になったとは思います。

下のブルームバーグの記事はサブプライムとは違い、レバレッジドローンのCLOはデフォルト率が低いので需要は戻って来るに違いない、というファンドマネージャーのコメントです。いや、そういう問題じゃないと思うのですが… リスクに対して適切なリワードが設定されており、供給が適切にコントロールされている限り今のこのタイミングでもLBOローンに対する需要はあると思いますよ。below investment gradeでもインカム重視のデット投資家というのは確実に存在しますので。

(参考:Bloombergより)
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by linate | 2007-12-06 07:40 | マーケット雑感


株屋ですよ。


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